概要
窪之坊(くぼのぼう)は、山梨県身延町にある日蓮宗の総本山・身延山久遠寺の塔頭のひとつです。塔頭とは、本山の境内やその周辺に営まれる小院・宿坊のことで、窪之坊もまた久遠寺を支える寺院のひとつとして歴史を重ねてきました。開山は日蓮聖人の高弟である六老僧の一人、日持と伝えられ、法縁は奠師法縁(奠統会)に属します。身延山という信仰の中心地の一角にあって、参拝者や巡礼者を静かに迎えてきた場所であり、久遠寺参詣とあわせて訪れることで、身延山全体の信仰の広がりを感じ取ることができます。
見どころ
- ●身延山久遠寺の塔頭のひとつという位置づけ
- ●六老僧の一人・日持を開山と伝える由緒
- ●奠師法縁(奠統会)に連なる法縁のつながり
- ●本山参詣とあわせて巡れる身延山の一角
歴史・背景
窪之坊は、身延山久遠寺の塔頭として営まれてきた寺院です。開山は、日蓮聖人に近侍した高弟「六老僧」の一人に数えられる日持と伝えられ、法縁は奠師法縁(奠統会)に属します。塔頭は本山を支え、参詣者を受け入れる役割を担ってきた寺院であり、窪之坊もそうした身延山の信仰組織の一翼を担ってきました。個々の堂宇の由来や現在の拝観・宿坊としての利用可否など詳しい事項については、参拝の際に久遠寺や現地の公式情報で確認することをおすすめします。
アクセス
山梨県身延町、身延山久遠寺の境内およびその周辺に位置します。久遠寺は身延山の山懐に開かれた大伽藍で、窪之坊はその塔頭のひとつとして本山の一角にあります。身延山へは鉄道と路線バス、あるいは車でのアクセスが一般的ですが、駅からの所要時間やバス便、久遠寺境内での道順などは変わることがあるため、訪問前に公式情報で確認してください。
ベストシーズン
身延山は四季折々に表情を変え、春の桜、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気と、いつ訪れても趣があります。とりわけ久遠寺のしだれ桜の時期や紅葉の頃は多くの参拝者で賑わいます。塔頭巡りや宿坊での滞在を考える場合は、時期により混雑や受け入れ状況が異なるため、事前に公式情報を確認するのがよいでしょう。
地図
35.3788, 138.4266 · Wikidata
モデルコース
- 1身延駅から路線バスで身延山へ向かう
- 2総本山・久遠寺の本堂や祖師堂に参拝する
- 3塔頭のひとつである窪之坊を訪ね、開山の由緒に触れる
- 4久遠寺周辺の塔頭や門前町を散策して帰路につく
豆知識
💡 窪之坊の開山と伝わる日持は、日蓮聖人の高弟である「六老僧」の一人で、後に海外へ渡って布教を志したとも語り継がれる人物です。その名を開山に仰ぐ塔頭として、身延山の歴史の奥行きを今に伝えています。
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