
概要
蔵王ダムは、山形県山形市の馬見ヶ崎川に築かれた高さ66メートル・堤頂長273.8メートルのダムです。馬見ヶ崎川は一級水系である最上川水系・須川の右支川にあたり、このダムは洪水を防ぐ治水と、地域への水供給という二つの役割を担っています。集水面積はおよそ21平方キロメートルで、満水時にはおよそ730万立方メートルの水をたくわえます。蔵王の名を冠しますが、坊平のスキー場や蔵王山神社とは別の、馬見ヶ崎川上流に構える治水・利水のダムです。
見どころ
- ●高さ66メートル・堤頂長273.8メートルのダム堤体
- ●洪水を防ぐ治水と水供給を担う多目的の役割
- ●最上川水系・馬見ヶ崎川の上流に広がるダム湖
- ●1965年着工・1969年完成の中空重力式ダム
歴史・背景
建設は1965年に着工され、1969年に完成しました。高度経済成長期に、市街を流れる馬見ヶ崎川の氾濫を抑え、あわせて安定した水を確保する目的で計画されたダムで、山形市の暮らしと防災を長く支えてきました。中空重力式という構造をもつダムとして知られ、竣工以来、上流の水をしっかりと受け止め続けています。
アクセス
山形市の大字上宝沢、馬見ヶ崎川の上流域、北緯38.19度・東経140.44度付近に位置します。山形市街地から蔵王方面へ向かう内陸部にあり、車でのアクセスが基本になります。ダム周辺の見学可否や駐車場、立ち入りの範囲は管理上の都合で変わることがあるため、訪れる前に管理者や自治体の公式情報で確認してください。
ベストシーズン
新緑がダム湖を彩る初夏から、山あいが色づく秋にかけてが景観の見どころです。雪解け水が流れ込む春はダムの治水の役割が実感でき、雪深い冬は周辺の道路状況に注意が必要です。訪問時期は天候と道路情報を確認して選ぶと安心です。
地図
38.1947, 140.4403 · Wikidata
モデルコース
- 1山形市街から蔵王方面へ車で馬見ヶ崎川をさかのぼる
- 2ダム堤体とダム湖の景観を眺める
- 3周辺の山あいの自然や季節の彩りを楽しむ
- 4帰路に山形市街や蔵王の温泉・グルメへ立ち寄る
豆知識
💡 堤の高さ66メートル、堤頂の長さ273.8メートルという規模をもち、集水面積は約21平方キロメートル、貯水量はおよそ730万立方メートルにのぼります。着工の1965年から完成の1969年まで、およそ4年をかけて築かれた馬見ヶ崎川の治水・利水の要です。
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