編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成・参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)
概要
金剛堂山は、富山県富山市と南砺市にまたがる標高1,650メートルの山で、山域の南東面は岐阜県飛騨市にまで及ぶ。日本二百名山のひとつに数えられ、白木水無県立自然公園の中に位置している。
見どころ
- ●前金剛・中金剛・奥金剛の3つのピークからなる山容
- ●前金剛にある一等三角点と祠
- ●中金剛に建てられた前田利保の歌碑
- ●風衝草原の稜線から望む飛騨山脈と両白山地の眺望
歴史・背景
山名は蔵王権現に由来するとされ、古くから山岳信仰の対象とされてきた。前金剛・中金剛・奥金剛という3つのピークを持ち、一等三角点が置かれた前金剛(標高1,637.9メートル)は「金剛堂山」の名で呼ばれることが多いが、実際の最高点は中金剛の1,650メートルである。前金剛には祠が、中金剛には富山藩第10代藩主・前田利保の歌碑が建てられており、山岳信仰と藩政期の歴史の両方を伝えている。
アクセス
富山市と南砺市にまたがる山域にあり、登山口や登山道の状況は季節や年によって変わることがあるため、訪れる際は最新の登山情報を事前に確認しておきたい。
ベストシーズン
山頂一帯は風衝草原となっており高い樹木がないため、天候の良い日には飛騨山脈や両白山地の山々まで見渡せる開放的な展望が楽しめる。風を遮るものが少ない地形のため、天候や気温の変化に応じた装備で登ることが勧められる。
地図
36.3789, 137.0489 · Wikidata
モデルコース
- 1登山口から歩き始め、一等三角点と祠のある前金剛を目指す
- 2最高峰である中金剛に立ち寄り、前田利保の歌碑を訪ねる
- 3稜線を進み奥金剛まで足を延ばす(体力や時間に応じて)
- 4草原の稜線から飛騨山脈・両白山地方面の展望を楽しみながら下山する
豆知識
💡 前金剛の一等三角点と祠、中金剛の前田利保の歌碑など、山中には信仰と歴史にまつわる痕跡が点在する。山頂周辺が樹木のない草原地帯になっているのは風の影響によるもので、この地形が展望の良さにつながっている。こうした景観と信仰の歴史から、富山県西部を代表する山のひとつとされている。
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