
概要
三明寺古墳(さんみょうじこふん)は、鳥取県倉吉市巌城(いわき)にある古墳です。形状は円墳とされ、方墳や多角形墳とみる説もあります。倉吉市域に広がる向山古墳群を構成する一基で、古くから知られた由緒ある墳丘です。1931年(昭和6年)に国の史跡に指定されており、同じ古墳群でも史跡指定を受けていない他の墳丘とは一線を画す、保存対象としての格式を備えています。
見どころ
- ●1931年に国の史跡へ指定された由緒ある墳丘
- ●円墳とも方墳・多角形墳ともいわれる形状をめぐる見どころ
- ●向山古墳群のなかで国指定を受けた一基としての格
- ●古墳時代終末期の墳形の変化を感じられる立地
歴史・背景
築造は7世紀ごろとみられ、古墳時代でも終末に近い時期にあたります。円墳を基本とする墳形は、前方後円墳が姿を消していく時代の潮流を映すものです。三明寺古墳は早くからその価値が認められ、1931年に国の史跡に指定されました。向山古墳群のなかでも国指定を受けた墳丘として位置づけられ、地域の古代を語るうえで欠かせない遺跡となっています。
アクセス
倉吉市巌城、北緯35.44・東経133.83付近にあります。倉吉市街から向かうのが一般的で、JR山陰本線の倉吉駅がおおよその玄関口となります。史跡としての案内表示がある場合はそれをたどると分かりやすいでしょう。見学ルートや駐車の可否、内部公開の有無などは倉吉市の公式情報で確認をしてください。
ベストシーズン
草木の少ない晩秋から早春は、墳丘の輪郭や石の様子を観察しやすい季節です。春は周辺の里が明るく、散策と組み合わせやすくなります。夏は草が茂るため足元と虫よけに注意し、雨後のぬかるみにも気をつけてください。
地図
35.4409, 133.8322 · Wikidata
モデルコース
- 1JR倉吉駅から巌城の三明寺古墳へ向かう
- 2史跡指定の墳丘をぐるりと歩いて形を観察
- 3同じ向山古墳群の他の墳丘と成り立ちを比べる
- 4倉吉の白壁土蔵群など市内の名所とあわせて周遊
豆知識
💡 「巌城(いわき)」という地名は岩や城を思わせる響きを持ち、石の文化と結びつく古墳の立地にふさわしい名です。円墳・方墳・多角形墳と複数の見方があること自体が、この古墳の形の面白さと研究の奥深さを物語っています。
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