
概要
日野川(ひのがわ)は、鳥取県西部を東北東へと流れ、日本海の美保湾に注ぐ一級河川日野川水系の本流です。全長約77キロメートルは鳥取県内で最も長く、中国山地の懐から米子平野を経て海へと至る、県西部の暮らしと風景を支える大河として親しまれてきました。上流の峡谷から下流の広い平野まで表情が大きく移り変わり、川沿いをたどるだけで山と海がつながる西部の地形を体感できます。
見どころ
- ●県内最長・約77キロメートルを誇る鳥取西部の大河
- ●中国山地の標高約1004メートル付近に発する清らかな源流
- ●長い年月が岩を削って生んだ峡谷の景観
- ●米子平野を潤し美保湾へ注ぐ河口部の広がり
歴史・背景
日野川は中国山地を源とし、標高約1004メートル付近の三国山・道後山に近い日南町域の山あいから流れ出します。日野郡内では日野川に沿って人々の生活圏が形づくられ、下流域では米子平野に豊かな水をもたらしてきました。約6万800人がこの川の水を利用しているとされ、飲料や暮らしを支える水源として長く重要な役割を担っています。流れが時をかけて岩を削ってできた峡谷など、自然が刻んだ景観も各所に残ります。
アクセス
河口部は米子市に近い日吉津付近で美保湾に注ぎます。緯度経度はおおよそ北緯35.08度・東経133.15度で、鳥取県西部を南北に貫くように流れます。上流の日南町から下流の米子市まで川沿いに国道や鉄道が通り、区間ごとに車でアクセスしやすいのが特徴です。訪れる区間によって最寄り駅や道路が異なるため、具体的な立ち寄り地点や駐車場は公式情報で確認するのがおすすめです。
ベストシーズン
新緑がまぶしい春から初夏、澄んだ水の流れが心地よい夏、山あいが色づく秋と、季節ごとに異なる川辺の風景が楽しめます。増水期や天候の急変時には河川敷への立ち入りに注意が必要で、安全な水位や河川の状況は事前に公式情報で確認してから訪れてください。
地図
35.0754, 133.1465 · Wikidata
モデルコース
- 1上流・日南町域で源流に近い山あいの清流にふれる
- 2中流の峡谷を訪ね、水が刻んだ岩の造形を眺める
- 3下流の米子平野へ下り、広々とした川辺の風景を味わう
- 4河口の日吉津付近で美保湾へ注ぐ大河の終着点を見る
豆知識
💡 日野川は鳥取県で最も長い川であり、上流部には錦を思わせる峡谷美が広がり、支流には人造湖もあるとされます。山中から生まれた一筋の水が県西部を貫き、米子平野を潤して美保湾へ注ぐという、源流から河口までの壮大なつながりそのものが、この川ならではの魅力です。
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