概要
小田股ダム(こだまたダム)は、鳥取県東伯郡琴浦町を流れる二級河川・洗川水系洗川に築かれたダムです。堤高50メートル、堤頂長347メートルのロックフィルダムで、農業用水の確保を目的とした灌漑用のダムとして機能しています。丘陵地帯に広がる畑作地を潤す水がめであり、山あいに湛えられた静かな水面と堤体のスケールは、ダム好きにとって見応えのある土木景観です。
見どころ
- ●堤高50メートル・堤頂長347メートルのロックフィルダムの迫力
- ●洗川水系に築かれた灌漑用ダムとしての役割
- ●西高尾ダム・船上山ダムと連携した東伯農業水利事業の一翼
- ●琴浦町の山あいに湛えられた静かな水面と自然景観
歴史・背景
由良川上流部は丘陵地帯で畑作が主体だったため、かつては雨水に頼って農業用水を確保していました。この課題を解決するため、国営かんがい排水事業「東伯農業水利事業」の一環として、西高尾ダム・船上山ダムとともに小田股ダムが計画されます。集めた水は勝田川水系・由良川水系の頭首工まで導水され、灌漑用水として活用されています。建設は1977年に始まり、2006年に完成しました。
アクセス
鳥取県東伯郡琴浦町(北緯35.44度、東経133.64度付近)の山間部に位置します。周辺は道が限られる山あいのため、車でのアクセスが基本となります。ダム周辺の見学可否や駐車場、道路状況は季節や管理の都合で変わることがあるため、訪問前に公式情報で確認しておくと安心です。
ベストシーズン
山あいのダムのため、新緑の映える春から初夏、そして紅葉に包まれる秋が、水面と山肌のコントラストを楽しめる心地よい季節です。雨の多い時期は貯水の様子が力強く、冬は道路の凍結に注意が必要です。天候と道路状況を確かめてから訪れると安心です。
地図
35.4422, 133.6450 · Wikidata
モデルコース
- 1琴浦町の山間部にある小田股ダムへ車で向かう
- 2堤高50メートルのロックフィルの堤体を眺める
- 3灌漑用水を湛える貯水池と周囲の自然を味わう
- 4東伯農業水利事業が支える田園地帯へ足を延ばす
豆知識
💡 小田股ダムは、西高尾ダム・船上山ダムと連携し、洗川で集めた水を勝田川水系・由良川水系まで導く広域的な農業水利の一翼を担っています。着工から完成まで約30年を要した、地域の農業を支える息の長いプロジェクトの成果でもあります。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?