概要
矢筈ヶ山(やはずがせん)は、鳥取県西部の大山山系に属する標高1,358.4mの山です。大山町と琴浦町の境にそびえ、名峰・大山から東へ連なる稜線上の一座として、健脚の登山者に親しまれています。主峰・大山ほどの知名度はないものの、その分静かな山歩きが楽しめ、山陰の山並みや日本海を望む展望が魅力です。
見どころ
- ●標高1,358.4m、大山山系の稜線上にそびえる一座
- ●大山町と琴浦町の境という位置がもたらす広がりのある展望
- ●主峰・大山に比べて静かに味わえる稜線歩き
- ●「矢筈」の名の由来を思わせる特徴的な山容
歴史・背景
矢筈ヶ山は大山火山群の一角を成す峰で、大山を中心とする山系が長い年月をかけて形づくられてきた自然の産物です。「矢筈(やはず)」とは弓矢の弦をかける矢の末端の切り込みを指す言葉で、その形になぞらえた山名は各地に見られます。この山も、その山容から名づけられたと考えられます。詳しい信仰や歴史の背景については、公式情報や登山ガイドで確認するとよいでしょう。
アクセス
大山町と琴浦町の境(北緯35.39度、東経133.58度付近)に位置します。大山山系の縦走路上にあるため、一般には大山寺周辺や川床(かわどこ)方面の登山口から尾根をたどって登られます。公共交通は便が限られるため、米子駅や周辺からのバス・車利用が現実的です。登山口やコースの状況、駐車場は、入山前に必ず公式情報で確認してください。
ベストシーズン
登山に適するのは、残雪が消え緑がまぶしい初夏から、稜線が色づく秋にかけてです。標高1,358mの山であり、稜線は風が強く天候も変わりやすいため、装備を整えて臨みたいところです。冬季は積雪と凍結で難度が大きく上がるので、経験と準備が欠かせません。
地図
35.3867, 133.5809 · Wikidata
モデルコース
- 1米子方面から大山山系の登山口へアクセスする
- 2尾根道をたどりながら大山山系の展望を楽しむ
- 3矢筈ヶ山の山頂で日本海や周囲の山並みを望む
- 4下山後は大山周辺の温泉や郷土料理で疲れを癒やす
豆知識
💡 「矢筈」は弓矢の弦を受ける矢の末端の切れ込みのことで、山頂付近が二つに割れたような形の山にしばしば付けられる名です。標高は1,358.4mと、細かな数値まで測量されている点も、この山が大山山系のなかできちんと位置づけられていることを物語ります。
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