概要
東光寺(とうこうじ)は、東京都品川区二葉一丁目にある天台宗の寺院です。山号を久遠山不動院と称し、本尊は阿弥陀如来をまつります。都心にほど近い住宅地の一角に静かにたたずみ、観光地化されていない分、地域の信仰に根ざした落ち着いた雰囲気が魅力です。特筆すべきは、戦争で犠牲となった動物を弔う供養塔や、トイレの守護神をまつるお堂など、ほかの寺院ではあまり見られない独特の見どころがそろっている点で、静かに歩きながら小さな発見を重ねられる寺院です。
見どころ
- ●本尊の阿弥陀如来をまつる天台宗の寺院で、山号は久遠山不動院
- ●軍馬・軍用犬・伝書鳩など戦争犠牲動物を弔う戦没供養塔(動物供養塔)
- ●トイレの守護神・烏枢沙摩明王を安置する東司(とうす)のお堂
- ●荏原七福神のひとつ毘沙門天をまつる巡礼札所
歴史・背景
天台宗に属し、山号は久遠山不動院、本尊として阿弥陀如来を安置しています。境内には荏原七福神のひとつである毘沙門天がまつられ、七福神めぐりの巡礼札所として親しまれてきました。山門脇には、戦争の犠牲となった軍馬・軍用犬・伝書鳩などの動物を供養するための戦没供養塔(動物供養塔)が建立されており、生き物への鎮魂の思いが今に伝えられています。詳しい沿革や年中行事については、参拝の際に公式情報や現地の案内で確認するとよいでしょう。
アクセス
東京都品川区二葉一丁目に位置します(およそ北緯35.61度・東経139.73度)。品川区の住宅地に立地するため、最寄り駅からは徒歩でのアクセスが基本となります。公共交通機関を利用し、周辺の道順は現地の案内図や地図アプリで確かめると迷わず訪ねられます。参拝可能な時間や駐車場の有無などは、事前に公式情報で確認することをおすすめします。
ベストシーズン
特定の花や行事に依存しない静かな寺院のため、季節を問わず訪れることができます。強いて挙げれば、澄んだ空気のなかで境内をゆっくり巡れる春や秋の穏やかな日が心地よいでしょう。七福神めぐりを楽しむなら、正月の時期に毘沙門天を訪ねるのも一興です。
地図
35.6056, 139.7268 · Wikidata
モデルコース
- 1山門をくぐり、脇に立つ戦没供養塔に手を合わせて動物たちを悼む
- 2参道を進み、東司にまつられた烏枢沙摩明王のお堂を参拝する
- 3本堂で本尊の阿弥陀如来に静かに参拝する
- 4荏原七福神の毘沙門天にお参りし、周辺の品川区散策へ足をのばす
豆知識
💡 参道の中程には、東司(とうす)と呼ばれるお堂があり、トイレの守護神として知られる烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が安置されています。厠をつかさどる明王をまつるお堂は珍しく、この寺ならではの見どころのひとつです。
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