概要
矢筈山(やはずやま)は、徳島県阿南市と那賀郡那賀町にまたがる標高565.8mの山です。市と町の境界上に立ち、麓の里から見上げるとほどよい高さで裾野を広げる、南阿波を代表する中低山のひとつ。名の由来とされる「矢筈(矢の末端の弦を受ける切れ込み)」を思わせる山容とともに、深い山あいと川沿いの集落が残る那賀の自然を感じられる場所です。
見どころ
- ●阿南市と那賀町の境にそびえる標高565.8mの中低山
- ●弓矢の『矢筈』を思わせる、V字状の山容にちなむ山名
- ●那賀川流域の深い山あいと川沿い集落の自然
- ●夏は谷の木陰と清流が涼をもたらす山歩き
歴史・背景
矢筈山の名は、弓矢の「矢筈」の形に由来するとされる呼び名で、山の稜線や姿を身近な道具になぞらえて名付けた、日本の里山らしい命名の一例と考えられます。阿南市と那賀町の境に位置することから、古くは両地域を分ける目印や生活の境として意識されてきたと想像されます。那賀川流域は林業や山あいの暮らしが息づいてきた地域で、この山もその歴史的な景観の一部として時を重ねてきました。詳しい由緒は公式情報でご確認ください。
アクセス
北緯33.807度・東経134.524度付近、阿南市と那賀町の境に位置します。那賀川沿いのルートから山あいへ入るのが一般的で、公共交通は限られるため車での移動が基本になります。登山口や林道の状況は季節や天候で変わることがあるので、最新情報を公式サイトや地元の案内で確認してから向かうと安心です。
ベストシーズン
木々が芽吹く春と、紅葉に彩られる秋がとくに美しい季節です。標高565.8mの中低山で、夏は谷あいの木陰が涼を運び、清流とあわせて訪れると心地よく過ごせます。冬は路面凍結や積雪に注意が必要なため、装備と道路状況を確認したうえで計画してください。
地図
33.8069, 134.5238 · Wikidata
モデルコース
- 1那賀川沿いのルートで山あいの集落へ入る
- 2登山口の状況を確認し、木立の登山道を登る
- 3稜線や山頂付近から南阿波の山並みを眺める
- 4下山後は那賀町の清流や地元の味覚を楽しむ
豆知識
💡 「矢筈」とは弓に矢をつがえる際、弦を受ける矢の末端の切れ込みのこと。V字に切れ込んだその形を山の姿に重ねた名で、同じ「矢筈山」の名を持つ山は各地に点在します。この阿南・那賀町の矢筈山もそのひとつです。
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