概要
愛染院は、徳島県板野郡板野町にある高野山真言宗の寺院です。山号は金鶏山、本尊は不動明王で、地元では「那東のお不動さん」の名で親しまれています。四国八十八箇所霊場第三番札所・金泉寺の奥の院にあたる格式ある寺で、弘法大師(空海)が815年に開いたと伝えられます。お遍路の道すがら静かに手を合わせられる、板野の里に根を張った祈りの場所です。
見どころ
- ●四国八十八箇所第三番・金泉寺の奥の院という格式
- ●弘法大師が815年に開いたと伝わる高野山真言宗の古刹
- ●本尊・不動明王を祀る「那東のお不動さん」への信仰
- ●山号「金鶏山」と御詠歌に響き合う寺の由緒
歴史・背景
寺伝によれば、愛染院は815年に弘法大師によって開かれ、本尊の不動明王も大師自らが刻んだと伝えられています。四国霊場第三番・金泉寺の奥の院として位置づけられ、長く巡礼者の信仰を集めてきました。本尊真言や御詠歌が今に受け継がれ、「まつが枝に 御ひかり照らす 金鶏の……」と詠まれる歌には、山号「金鶏山」にちなんだ寺の由緒が織り込まれています。
アクセス
徳島県板野郡板野町、緯度約34.14・経度約134.44に位置します。四国八十八箇所の札所が連なる板野の遍路道沿いにあり、第三番札所・金泉寺の奥の院という関係から、金泉寺とあわせて訪れる巡礼者が多い場所です。ここから第四番札所・大日寺へは約2キロほど。参拝時間や納経の対応などは変わることがあるため、訪問前に公式情報で確認をおすすめします。
ベストシーズン
遍路道を歩いてお参りするなら、気候の穏やかな春や秋が歩きやすくおすすめです。新緑や紅葉の季節は境内の雰囲気もいっそう趣が増します。夏は暑さ対策を、冬は防寒を整え、無理のない装いで静かな祈りの時間を過ごすとよいでしょう。
地図
34.1399, 134.4393 · Wikidata
モデルコース
- 1第三番札所・金泉寺に参拝し、奥の院である愛染院との縁を知る
- 2愛染院で本尊・不動明王に手を合わせ、静かな境内を味わう
- 3本尊真言や御詠歌に込められた寺の由緒に思いを馳せる
- 4約2キロ先の第四番札所・大日寺へと遍路道を歩き進める
豆知識
💡 別名「那東のお不動さん」として地元に親しまれ、本尊の不動明王に祈りを捧げる参拝者が絶えません。山号の金鶏山は、御詠歌にも詠み込まれた「金鶏」に由来し、寺の名と歌が響き合っています。奥の院という位置づけからも、札所巡りの信仰の深まりを感じられます。
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