
概要
竜頭の滝(りゅうずのたき)は、栃木県日光市の奥日光にある名瀑です。湯川が中禅寺湖へ注ぐ手前で、幅約10メートルの流れが長さ210メートルにわたって岩肌を滑り下ります。滝壺付近で流れが二筋に分かれる姿が龍の頭に似ることが名の由来とされ、華厳滝・湯滝とともに「奥日光三名瀑」に数えられます。標高およそ1300メートルの高地にあり、木立の間を白く走る水の流れが訪れる人を惹きつけます。
見どころ
- ●二筋に分かれて龍の頭のように見える滝壺付近の流れ
- ●全長約210メートルにおよぶ長大な渓流瀑の眺め
- ●華厳滝・湯滝と並ぶ奥日光三名瀑のひとつという格
- ●滝の下と上を結ぶ遊歩道からの多彩な景色
歴史・背景
竜頭の滝は火山活動でできた奥日光の地形と、湯ノ湖・中禅寺湖を結ぶ湯川の水系が生んだ自然の造形です。古くから日光山信仰の霊域に連なる奥日光の景勝として親しまれ、「とちぎの百様」にも選ばれています。流れが二股に割れて龍の頭のように見えることからこの名が付いたと伝えられ、長い年月をかけて溶岩の上を水が削り続けた結果、現在の緩やかで長大な滝が形づくられました。
アクセス
栃木県日光市の奥日光、中禅寺湖の北岸近くに位置します。標高が高い山あいのため、公共交通と徒歩を組み合わせて向かうのが一般的です。滝の下と上にそれぞれ観瀑スペースがあり、遊歩道で結ばれています。冬季の道路状況や運行時間は変わりやすいので、最新の交通・道路情報は公式情報で確認してから出かけると安心です。
ベストシーズン
新緑の初夏と、山肌が赤く染まる秋が特に人気です。奥日光は標高が高く、平地より一足早く紅葉が進むため、例年の見頃も早めです。白い流れと色づく木々の対比は写真映えします。厳冬期は雪と氷に包まれた静かな表情も見られますが、冷え込みが厳しいため防寒と足元の備えが欠かせません。
地図
36.7588, 139.4513 · Wikidata
モデルコース
- 1滝の下側の観瀑スペースで二股に割れる流れを正面から眺める
- 2遊歩道をたどりながら水音と木立の空気を楽しむ
- 3滝の上側から湯川の穏やかな流れと全景を見渡す
- 4季節の草木や紅葉を写真に収めて奥日光散策へ足を延ばす
豆知識
💡 「竜頭(りゅうず)」は龍の頭を意味し、滝壺の手前で流れが二つに分かれる様子から名付けられたと言われます。全長210メートルという長さは、一気に落ちるタイプの華厳滝とは対照的で、岩の上を滑るように流れる渓流瀑ならではの魅力です。
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