概要
大成古墳(おおなりこふん)は、島根県安来市に所在する古墳時代前期の方墳です。同じ荒島墳墓群に属する造山1号墳と並び、同時期の方墳としては全国最大級の規模を誇ります。四角い墳丘をもつこの古墳は「荒島古墳群」の一部として国の史跡に指定されており、出雲東部に力を蓄えた古代の首長の存在を今に伝える貴重な遺跡です。
見どころ
- ●古墳時代前期の方墳として全国最大級を誇る規模
- ●埋葬施設と伝わる竪穴式石室
- ●造山1号墳とともに荒島墳墓群を構成する立地
- ●「荒島古墳群」の一部として国の史跡に指定された価値
歴史・背景
大成古墳は古墳時代前期に築かれた方墳で、埋葬施設として竪穴式石室をもつと伝えられます。造山1号墳などとともに荒島墳墓群を形成し、同時期の方墳としては全国屈指の大きさをもつことから、この地に強い権力を握った首長が眠っていたと考えられています。前方後円墳が各地で盛んに築かれた時代にあって、方墳を選び大規模に築いた点にも、出雲東部の古代社会の独自性がうかがえます。荒島古墳群の一部として国の史跡に指定され、保護されています。
アクセス
島根県安来市に位置します。JR安来駅を起点に、荒島駅周辺の荒島古墳群の一帯をめざすと分かりやすいでしょう。史跡は住宅地や田畑に近い場所にあることもあるため、車での訪問が便利です。見学路や駐車場、公開状況については、訪れる前に安来市の公式情報で確認してください。
ベストシーズン
墳丘の形が見やすく歩きやすい、草木の落ち着いた春や秋がおすすめです。夏場は草が茂り虫も多くなるため、歩きやすい服装が安心です。冬の山陰は天候が崩れやすいので、見学は晴れた日を選ぶとよいでしょう。周辺の荒島古墳群とあわせてゆっくり巡る計画が向いています。
地図
35.4303, 133.2064 · Wikidata
モデルコース
- 1JR安来駅または荒島駅を起点に荒島古墳群一帯へ向かう
- 2大成古墳を訪ね、方墳の四角い墳丘の形を間近に観察する
- 3造山1号墳など周辺の古墳もあわせて巡り、群の広がりを感じる
- 4安来市内の史跡や資料展示で古代出雲の歴史を深める
豆知識
💡 前方後円墳が権力の象徴とされた古墳時代前期に、大成古墳は「方墳」でありながら全国最大級という異例の大きさを誇ります。同じ荒島墳墓群の造山1号墳と肩を並べるこの規模は、出雲東部に独自の勢力を築いた古代の首長たちの力を物語っています。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?