
編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成・参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)
概要
己爾乃神社(こじのじんじゃ)は、滋賀県守山市洲本町に鎮座する式内社です。『延喜式神名帳』の近江国野洲郡に「己尓乃神社 二座」と記され、およそ500メートルを隔てて同名の神社が上社・下社の2社存在する点が大きな特徴です。社殿は日本の伝統的な神社建築様式である流造で建てられています。
見どころ
- ●延喜式に「二座」と載る由緒ある式内社
- ●約500メートル離れて並び立つ上社・下社の2社
- ●河川への信仰に発したとされる立地の由来
- ●伝統的な流造で建てられた社殿
歴史・背景
延喜式に「二座」として載る古社で、2社をもって一つの式内「己尓乃神社」を構成していたと考えられています。かつて両社の付近には、埋め立てられる以前の野洲川南流が野洲川から分かれて琵琶湖へ注いでおり、いずれも川の左岸堤防上に位置していたことから、河川に対する信仰に発した神社とみられています。上社・下社のいずれを式内社と定めるかは地理的にも史料的にも難しく、両社が祭祀の面で密接につながっていた可能性も指摘されています。
アクセス
守山市洲本町に位置します。JR琵琶湖線の守山駅が最寄りで、そこから車やバスでの移動が便利です。約500メートル離れて建つ上社・下社の2社をあわせて巡ると、この神社ならではの成り立ちを体感できます。詳しい交通アクセスや駐車場は公式情報で確認してください。
ベストシーズン
田園に囲まれた社は、周囲が緑に包まれる初夏や、稲穂の実る秋に落ち着いた趣を見せます。かつての川筋をたどるように上社・下社を歩けば、水と結びついた古い信仰の風景を静かに味わえます。天候の穏やかな春や秋の参拝がおすすめです。
地図
35.0937, 135.9702 · Wikidata
モデルコース
- 1JR守山駅から洲本町方面へ移動
- 2己爾乃神社(下社)に参拝
- 3かつての川筋をたどり上社へ歩く
- 4田園風景を眺めながら駅へ戻る
豆知識
💡 同名の神社が500メートルほどの間隔で2社並び立つのは全国的にも珍しく、埋め立てられた野洲川南流の記憶を今に伝えています。流造の社殿は、正面の屋根がゆるやかに反り伸びる日本の代表的な神社建築様式です。
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