概要
鯛生金山は、大分県日田市中津江村鯛生地区にあった金鉱山を、地底博物館として楽しめる観光坑道です。1898年(明治31年)に開かれ1972年(昭和47年)まで採掘が続いた歴史を持ち、最盛期には佐渡金山を上回る産金量を誇った日本屈指の金山でした。閉山後、旧坑道の一部が公開され、いまは地中に広がる約800mの坑道を歩きながら、当時の採掘の様子や坑内の空気を体感できます。道の駅も併設され、山あいの旅の拠点にもなる場所です。
見どころ
- ●佐渡金山を上回った年間2.3tの産金量を誇った歴史
- ●地下に約800m続く見学用の坑道体験
- ●総延長約110km・地下500mに及ぶ坑道のスケール
- ●地底博物館と道の駅を兼ねた山あいの観光拠点
歴史・背景
鯛生金山は明治時代に発見され、1898年から採掘が始まりました。最盛期の1934年(昭和9年)から1938年(昭和13年)にかけては年間産出量が2.3tに達し、佐渡金山をも上回る日本一の金山となりました。昭和初期の全盛期には全国から約3,000人が集まり、周囲に鉱山町が形成されたほどです。1972年に資源枯渇のため閉山し、1983年(昭和58年)に旧坑道の一部が地底博物館として整備、2000年(平成12年)には道の駅鯛生金山として生まれ変わりました。
アクセス
所在地は日田市中津江村の鯛生地区で、大分・福岡・熊本の県境に近い山あいにあります。JR日田駅方面から中津江村方向へ内陸を進んだエリアで、公共交通は限られるため車での来訪が便利です。坑道見学の開館時間や料金は公式情報で確認を。
ベストシーズン
坑内は年間を通して気温が安定しているため、外が暑い夏でも涼しく快適に見学できるのが魅力です。周囲は山深い自然に囲まれており、新緑の初夏や紅葉の秋にはドライブとあわせて楽しめます。イベント情報は公式情報で確認を。
地図
33.1390, 130.8940 · Wikidata
モデルコース
- 1日田市中津江村の鯛生金山(道の駅)に到着
- 2地底博物館の約800mの坑道を歩いて採掘の歴史を体感
- 3展示で最盛期の鉱山町や日本一の産金量を学ぶ
- 4道の駅で休憩し、山あいの県境ドライブを続ける
豆知識
💡 坑道は地下500mにまで達し、総延長は約110kmにも及びますが、第4坑以下は水没しています。現在は約800mの区間が見学用に公開され、かつて年間2.3tもの金を産んだ地中の世界の一端に触れることができます。
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