
概要
双門の滝(そうもんのたき)は、奈良県天川村にある滝で、日本の滝百選のひとつに選ばれています。全体の落差は約70メートル。上部は数段に分かれた段瀑となり、下部は細い岩肌の隙間を縫うように一気に落ちる、変化に富んだ姿が特徴です。大峰山系・弥山(みせん)の登山道から弥山川へ入渓し、沢を遡行して「裏双門」と呼ばれる岩尾根に登った先からようやく遠望できる、まさに秘瀑と呼ぶにふさわしい滝です。
見どころ
- ●日本の滝百選に選ばれた、落差約70メートルの荘厳な秘瀑
- ●上部は段瀑、下部は岩の隙間を一気に落ちる変化に富んだ姿
- ●「裏双門」の岩尾根上、通称・双門の滝テラスから望む大遠望
- ●大峰山系・弥山と弥山川がつくる深い渓谷の手つかずの自然
歴史・背景
双門の滝は大峰山系の深い谷に懸かり、古くから修験の山として知られた弥山・弥山川の険しい自然のなかにあります。人の手が容易には及ばない渓谷にあるがゆえに、その荘厳な姿は選び抜かれた滝として日本の滝百選に名を連ねてきました。滝そのものの詳しい由来は自然が刻んだものであり、周辺の登山・入山に関する情報は公式情報で確認するのが確実です。
アクセス
奈良県吉野郡天川村(北緯34.20度、東経135.89度付近)の大峰山系に位置します。基本的に滝の直下へ至る一般ルートはなく、弥山の登山道から弥山川に沿って沢を遡行し、岩尾根「裏双門」へ登った高台(通称・双門の滝テラス)から遠望する形になります。やや北の観音峰山(かんのんみねやま)山頂から弥山方面を望むと、遠いながらも滝の姿を確認できます。上級者向けの厳しい行程のため、装備・天候・入山可否は必ず公式情報で確認してください。
ベストシーズン
水量が豊かで新緑の映える初夏や、渓谷が色づく秋が見応えのある季節です。ただし弥山川の遡行は増水や悪天候で一気に危険度が増すため、梅雨や台風の時期は避け、天候の安定した日を選ぶことが不可欠です。残雪期や凍結期の入山は特に慎重に、最新の状況を公式情報で確認しましょう。
地図
34.1993, 135.8925 · Wikidata
モデルコース
- 1天川村から弥山の登山口へ向かい、装備と天候を最終確認する
- 2弥山川に入渓し、沢沿いに慎重に遡行する(上級者向け)
- 3岩尾根「裏双門」へ登り、双門の滝テラスから滝を遠望する
- 4無理をせず、時間と体力に余裕をもって安全に下山する
豆知識
💡 滝直下に立てる一般ルートがないため、多くの人は「裏双門」の岩尾根上、通称「双門の滝テラス」からその全貌を遠望します。落差約70メートルを一望する構図は、苦しい遡行を乗り越えた者だけが目にできる大峰の秘景です。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?