
概要
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、奈良県奈良市薬師堂町に鎮座する神社です。南都御霊神社、木比御霊(このみごりょう)とも呼ばれ、旧社格は村社にあたります。奈良町の一角、元興寺五重塔跡の南西に位置し、井上皇后(いのえこうごう)・他戸親王(おさべしんのう)ら八所大神を祀ります。西紀寺町の崇道天皇社とともに「南都二大御霊社」に数えられる、由緒ある御霊信仰の社です。
見どころ
- ●延暦19年(800年)、桓武天皇の命による創建と伝わる由緒
- ●井上皇后・他戸親王ら八所大神を祀る御霊信仰の社
- ●崇道天皇社と並ぶ「南都二大御霊社」の一社
- ●元興寺五重塔跡の南西という奈良町らしい立地
歴史・背景
社伝によれば、延暦19年(800年)に桓武天皇の命によって創建されたと伝わります。非業の死を遂げた人々の霊を鎮め、災いから人々を守る「御霊信仰」に根ざした神社で、井上皇后や他戸親王をはじめとする八柱の大神が祀られています。西紀寺町の崇道天皇社と並んで南都二大御霊社と称され、古都・奈良における御霊信仰の中心的な存在として歩んできました。詳しい由緒や祭礼については公式情報でご確認ください。
アクセス
奈良市薬師堂町、北緯34.67度・東経135.83度付近に鎮座し、格子戸の町家が連なる奈良町の中にあります。近鉄奈良駅やJR奈良駅から徒歩でアクセスでき、元興寺五重塔跡のすぐ近くという立地です。周辺は細い路地が多いため、徒歩でのまちあるきとあわせて参拝するのがおすすめです。参拝時間などは公式情報で確認するとよいでしょう。
ベストシーズン
奈良町の散策とあわせて訪れるなら、気候の穏やかな春や秋が快適です。例祭など神社の年中行事の時季を狙って参拝すれば、御霊信仰の社ならではの厳かな雰囲気を味わえます。祭礼の日程は公式情報でご確認ください。
地図
34.6762, 135.8309 · Wikidata
モデルコース
- 1近鉄奈良駅から奈良町へ入り、古い町並みを歩く
- 2元興寺五重塔跡を訪ね、往時の大伽藍に思いをはせる
- 3すぐ南西の御霊神社に参拝し、御霊信仰の歴史に触れる
- 4奈良町の町家カフェや工芸店をめぐって散策を締めくくる
豆知識
💡 「木比御霊(このみごりょう)」という別名や、崇道天皇社と並ぶ「南都二大御霊社」という呼称は、この神社が奈良の御霊信仰において特別な位置を占めてきたことを物語ります。祀られる井上皇后・他戸親王は、いずれも歴史の悲劇に彩られた人物として知られています。
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