編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成・参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)
概要
慈光院(じこういん)は、奈良県大和郡山市小泉町にある臨済宗大徳寺派の寺院です。山号は円通山、本尊は釈迦如来。石州流茶道の祖である小泉藩主・片桐石見守貞昌(石州)が創建した、茶の湯と庭園で名高い寺です。書院から一望する枯山水の庭は国の名勝・史跡に指定され、茶室建築とともに江戸初期の茶人の美意識を今に伝えます。
見どころ
- ●国の名勝・史跡に指定された枯山水の庭園
- ●石州流茶道の祖・片桐石州が創建した茶の湯の寺
- ●境内全体を一つの茶席として構成した空間設計
- ●書院から大和平野へと抜ける借景の眺め
歴史・背景
慈光院は、石州流茶道の祖として知られる小泉藩主・片桐貞昌(石州)が創建しました。庭園は1934年(昭和9年)に国の名勝および史跡に指定されています。境内は片桐石州の茶の湯の理念に基づいて構成され、山門から庭・書院・茶室に至る一連の空間そのものが、客をもてなす壮大な茶席として設計されているのが特徴です。大和北部八十八ヶ所霊場の札所のひとつにも数えられます。
アクセス
奈良県大和郡山市小泉町、北緯34.63度・東経135.76度付近に位置します。JR大和路線の大和小泉駅が近く、駅から徒歩や地域交通で向かうことができます。拝観時間や抹茶の接待の有無、駐車場については公式情報で確認を。
ベストシーズン
刈り込まれたサツキが咲く初夏や、木々が色づく秋は、書院からの庭の眺めがひときわ映える季節です。青々とした新緑の時期も清々しく、抹茶を一服いただきながら静かに庭と向き合うのに向いています。
地図
34.6320, 135.7580 · Wikidata
モデルコース
- 1大和小泉駅から慈光院へ向かう
- 2山門をくぐり茶の湯の思想でしつらえた境内へ
- 3書院に座して名勝の庭を眺め抹茶を一服
- 4茶室建築と借景の眺めを味わって静かに辞す
豆知識
💡 慈光院は単なる観賞用の庭ではなく、片桐石州が「訪れる人をもてなす」という茶の湯の思想のもとに境内全体を一つの茶席として設計した点に大きな特色があります。書院に座して庭を眺めると、遠く大和平野へと視界が抜ける借景の妙を味わえます。
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