編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成・参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)
概要
鳥の海(とりのうみ)は、宮城県亘理郡亘理町の太平洋岸に広がる内湾状の汽水湖(潟湖)です。阿武隈川河口の南側に位置し、面積は約1.29平方キロメートル。東西幅2.3キロメートル、南北幅1.2キロメートルと、仙台湾沿いに散在する小湖沼群の中では最大の湖です。短い水路で太平洋とつながり、潮の干満に合わせて海水が出入りする独特の水辺で、環境省の「日本の重要湿地500」にも選ばれた自然豊かな景勝地です。
見どころ
- ●潮の干満で海水が出入りする汽水湖ならではの水辺
- ●「日本の重要湿地500」に選ばれた渡り鳥の楽園
- ●大潮時に現れる干潟と浮島「蛭塚」の眺め
- ●仙台湾沿岸の小湖沼群で最大というスケール
歴史・背景
鳥の海は、古代の阿武隈川の旧河口跡が堆積によってせき止められて生まれた潟湖です。鐙川排水路をはじめ複数の用水路から淡水が注ぎ、太平洋からは短い水路を通じて海水が出入りするため、淡水と海水が混じり合う汽水環境が育まれてきました。こうした貴重な湿地環境が評価され、環境省によって「日本の重要湿地500」の一つに選定されています。近年は自然環境の悪化が課題として指摘されています。
アクセス
北緯38.03度、東経140.91度付近、亘理町の太平洋岸に位置します。阿武隈川河口のすぐ南という分かりやすい立地です。周辺の駐車場や公共交通の便は時期により変わることがあるため、訪問前に最新のアクセス情報を公式情報で確認を。
ベストシーズン
水鳥が集まる秋から冬にかけての探鳥期と、過ごしやすい春がおすすめです。大潮の時期には湖岸や中央の浮島「蛭塚」東側が干潟となり、干潟の生きものを観察できる特別な光景が広がります。
地図
38.0333, 140.9139 · Wikidata
モデルコース
- 1阿武隈川河口の南、湖岸に到着し全景を望む
- 2堤防沿いを歩き水鳥や汽水の生きものを観察
- 3大潮なら干潟に現れる生きものを探す
- 4浮島「蛭塚」方向の景観を楽しみ湖畔を一巡
豆知識
💡 水深が1〜3メートルほどと非常に浅いため、大潮の際には湖岸の全周や中央の浮島「蛭塚」の東側が干潟となり、潮の満ち引きで表情を変える珍しい湖です。
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