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大倉ダム
🌊 ダム宮城県

大倉ダム

宮城県のダム。迫力の放水と巨大構造物。

編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)

概要

大倉ダムは、宮城県仙台市青葉区、名取川水系の大倉川に築かれた県営の多目的ダムです。高さは82.0メートル。最大の見どころは、2つのアーチが横に連なるダブルアーチ式のマルチプルアーチダムという珍しい型式で、この形式では日本唯一という希少な土木構造物です。名取川の治水と仙台市の水がめという二つの役割を担い、ダム湖である大倉湖とともに、山あいの水辺の風景をつくり出しています。

見どころ

  • 2つのアーチが連なる、日本唯一のダブルアーチ式コンクリートダム
  • 高さ82.0メートル、総貯水量2800万立方メートルの県営多目的ダム
  • 2023年に認定された土木学会選奨土木遺産としての価値
  • ダム湖・大倉湖と山並みが織りなす水辺の景観

歴史・背景

大倉ダムは1961年(昭和36年)に竣工しました。もとは建設省東北地方建設局(現在の国土交通省東北地方整備局)が施工した特定多目的ダムで、現在は宮城県が管理する県営ダムとして運用されています。名取川の洪水を防ぎ、仙台市へ水を供給する目的で建設され、総貯水量は2800万立方メートルにおよびます。その希少な構造と歴史的価値が評価され、2023年(令和5年)9月には土木学会選奨土木遺産に認定されました。

アクセス

仙台市青葉区、北緯38.32度・東経140.70度付近の山あいに位置します。仙台市中心部から名取川の上流方向へ向かう山間のルートでアクセスできます。山道を通るため、車での訪問が現実的です。運行状況や現地の見学可否・アクセスの詳細は、公式情報で確認することをおすすめします。

ベストシーズン

山あいのダムと大倉湖が織りなす景色は季節ごとに表情を変えます。新緑がまぶしい初夏や、山肌が色づく紅葉の季節は特に美しく、湖面に映る山並みが見どころです。冬は冷え込みが厳しく道路状況にも注意が必要なため、訪問時期は気候とあわせて選ぶとよいでしょう。

地図

38.3217, 140.7058 · Wikidata

モデルコース

  1. 1仙台市中心部から名取川上流の山あいへ車で移動する
  2. 2ダムを間近に眺め、日本唯一のダブルアーチ構造をじっくり観察する
  3. 3大倉湖の湖畔から、湖面に映る山並みの景色を楽しむ
  4. 4土木遺産としての歴史や治水・利水の役割に思いをはせる

豆知識

💡 マルチプルアーチダムは全国に2箇所しか存在せず、そのうち2つのアーチが連なるダブルアーチ式のコンクリートダムは日本で大倉ダムだけです。また2011年8月から2027年3月まで、仙台環境開発が命名権を取得し、「仙台環境開発大倉ダム」の愛称が用いられています。

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