
概要
大野ダム(おおのダム)は、京都府南丹市美山町樫原、一級河川・由良川の本流上流部に築かれた高さ61.4mの重力式コンクリートダムです。由良川の治水と水力発電を目的として計画された京都府内初の多目的ダムで、ダムがせき止めた人造湖は「虹の湖」と呼ばれています。湖畔は京都丹波高原国定公園に指定され、桜の名所としても親しまれる、水と自然が調和した憩いのスポットです。
見どころ
- ●高さ61.4mの重力式コンクリートダム
- ●人造湖「虹の湖」とダム湖百選の景観
- ●湖畔を彩る桜の名所
- ●2025年選定の土木学会選奨土木遺産
歴史・背景
大野ダムは、由良川の治水と出力1万1,000キロワットの水力発電を目的とした由良川総合開発事業の一環として、内務省、後に建設省近畿地方建設局により計画・施工されました。1957年に着工した京都府内初の多目的ダムで、完成後は京都府に管理が移管されました。長く地域の治水と電力を支えてきたその功績が評価され、2025年には土木学会選奨土木遺産にも選ばれています。
アクセス
京都府南丹市美山町樫原、由良川上流部に位置します。かやぶきの里で知られる美山エリアの一角にあり、周辺は山あいののどかな景観が広がります。公共交通の便は限られるため、車での来訪が便利です。駐車場やイベント開催の有無、湖畔の見学範囲などは公式情報で確認のうえ計画すると安心です。
ベストシーズン
最大の見どころは桜の季節。虹の湖の湖畔を彩る桜が水面に映える春は、多くの人が訪れる人気のシーズンです。新緑がまぶしい初夏や、山々が色づく紅葉の秋も湖の景観が美しく、四季折々の表情を楽しめます。イベント時期や見頃は年によって前後するため、事前の確認がおすすめです。
地図
35.2625, 135.4606 · Wikidata
モデルコース
- 1ダム堤体を眺めて京都府内初の多目的ダムの迫力を体感する
- 2虹の湖の湖畔を散策し四季の風景を楽しむ
- 3桜の季節には湖面に映る花景色を味わう
- 4美山町のかやぶきの里など周辺の里山を巡る
豆知識
💡 ダムによって形成された人造湖「虹の湖」は、財団法人ダム水源地環境整備センターが選ぶ「ダム湖百選」に選定されています。また高さ61.4mの重力式コンクリートダムである大野ダムは京都府内初の多目的ダムであり、2025年には土木学会選奨土木遺産にも認定されました。なお同名のダムは北海道北斗市、岩手県洋野町、山梨県上野原市にも存在します。
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