概要
矢指谷遺跡(やさしやといせき)は、横浜市旭区矢指町にある旧石器時代・縄文時代の複合遺跡です。ひとつの場所に、はるか昔の旧石器時代と、その後の縄文時代という異なる時代の痕跡が重なって残されており、この土地に長い間くり返し人々の暮らしがあったことを物語ります。派手な建造物が残る遺跡ではありませんが、横浜という都市の足元に眠る古い記憶に触れられる場所です。
見どころ
- ●旧石器時代と縄文時代がかさなる横浜市旭区の複合遺跡
- ●同じ場所にくり返し人々の暮らしがあった土地の歴史
- ●横浜西部の丘陵地に眠る、都市の足元の古い記憶
- ●谷筋の地形から想像する、はるか昔の人々の営み
歴史・背景
矢指谷遺跡は旧石器時代と縄文時代にまたがる複合遺跡です。旧石器時代は日本列島でもっとも古い時期の人類の暮らしにあたり、縄文時代はその後に土器づくりや定住的な暮らしが広がっていった時代です。異なる時代の生活の痕跡が同じ場所に見られることは、この谷筋が水や食料を得やすく、長く人が集まりやすい環境だったことをうかがわせます。
アクセス
神奈川県横浜市旭区矢指町にあります。おおよそ北緯35.47度・東経139.50度あたりの、横浜市西部の丘陵地に位置します。遺跡の現地は住宅地や緑地とかさなることもあり、見学できる範囲や案内表示の有無は時期によって変わることがあります。訪れる際は最寄り駅やバス便とあわせて、公式情報で最新の状況を確認してください。
ベストシーズン
屋外の丘陵地をめぐる遺跡見学は、歩きやすく緑の心地よい春や秋がとくにおすすめです。夏は日差しと暑さ、冬は冷え込みに備え、いずれの季節も歩きやすい服装と靴で出かけると安心です。雨のあとはぬかるみやすいので足元に気をつけてください。
地図
35.4773, 139.5038 · Wikidata
モデルコース
- 1横浜市旭区矢指町周辺へ向かい、遺跡のある丘陵地の位置を確かめる
- 2現地の案内表示や見学できる範囲を公式情報で確認しながら歩く
- 3谷筋の地形をたどり、旧石器・縄文の暮らしに思いをはせる
- 4周辺の緑地や旭区の街並みとあわせて、横浜西部ののどかな一日を楽しむ
豆知識
💡 「複合遺跡」という言葉は、ひとつの遺跡に複数の時代の痕跡が重なっていることを指します。矢指谷遺跡では旧石器時代と縄文時代という、数万年単位で離れた時代の暮らしのあとが同じ土地に残されており、時間の層が積み重なった場所であることがその名から読み取れます。
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