
編集部の記事旅クチ編集部が各種情報をもとに作成・参考: Wikipedia・Wikidata ほか(CC BY-SA / CC0)
概要
九品寺(くほんじ)は、神奈川県鎌倉市材木座にたたずむ浄土宗の寺院です。山号を内裏山(だいりさん)といい、本尊に阿弥陀如来をまつります。鎌倉幕府が滅んだ1333年の鎌倉攻めで新田義貞が本陣を置いたと伝わる地に建てられ、敵味方の戦死者を弔うために創建されたと語り継がれる、静かな祈りの寺です。海に近い材木座の路地の奥にあり、観光地化された寺院とはひと味違う落ち着いた雰囲気が魅力です。
見どころ
- ●新田義貞の筆を写したと伝わる「内裏山」「九品寺」の扁額
- ●鎌倉攻めの本陣跡と伝わる由緒ある境内
- ●浄土宗寺院の本尊・阿弥陀如来
- ●材木座の路地にたたずむ落ち着いた佇まい
歴史・背景
寺伝によれば、九品寺は1333年の鎌倉攻めで新田義貞が陣を構えた場所にあたり、北条方の戦死者の霊を慰めるため、のちに義貞が建立したと伝えられます。山門と本堂に掲げられた「内裏山」「九品寺」の額は義貞の筆を写したものとされ、直筆と伝わる額は本堂に大切に保存されています。武家の激動を今に伝える、鎌倉ならではの由緒を持つ寺院です。
アクセス
神奈川県鎌倉市材木座に位置し、JR鎌倉駅から海側へ向かう材木座エリアにあります。駅からはバスや徒歩でのアクセスが一般的で、由比ヶ浜・材木座海岸の散策とあわせて訪れやすい立地です。細い路地の奥に山門があるため、現地の案内表示を確認しながら向かうとよいでしょう。最新の交通・拝観情報は公式情報で確認をおすすめします。
ベストシーズン
一年を通して静かに参拝できますが、境内の緑がやわらかく色づく春や、澄んだ空気の秋は特に心地よい季節です。海に近いため、晴れた日は材木座海岸の散歩とあわせて巡ると気持ちよく過ごせます。
地図
35.3072, 139.5516 · Wikidata
モデルコース
- 1JR鎌倉駅から材木座方面へ向かう
- 2九品寺の山門をくぐり本堂で参拝
- 3義貞ゆかりの扁額をじっくり鑑賞
- 4材木座海岸まで足をのばして散策
豆知識
💡 九品寺は鎌倉三十三観音霊場の札所のひとつに数えられ、御朱印めぐりの巡礼者にも親しまれています。寺名の「九品」は、極楽往生の九つの階位を表す仏教語に由来するといわれます。
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