
概要
円海山(えんかいざん)は、横浜市磯子区にある標高153.3メートルの山で、三浦丘陵の北端部にあたります。市街地に近いながらも緑豊かな尾根がつづき、都会の中に残された身近な自然として親しまれています。長らく横浜市の最高地点とされてきましたが、その周辺には大丸山(標高156.8メートル)や大平山の尾根(標高159.4メートル)といったさらに高い場所があることが測量で分かってきました。派手な観光施設はありませんが、静かに歩ける散策の山です。
見どころ
- ●三浦丘陵の北端をなす、標高153.3メートルの緑の尾根
- ●市街地のすぐそばに残された身近な自然の散策路
- ●かつて横浜市の最高地点として親しまれた歴史
- ●近隣の大丸山・大平山とあわせて楽しめる丘陵地の眺め
歴史・背景
円海山はかつて横浜市の最高地点として広く知られ、市民に親しまれてきました。その後、測量が進むにつれて、実際の最高峰は近隣の大丸山、最高地点は大平山の尾根であることが明らかになり、円海山を含む一帯が三浦丘陵の北端をなす連なった丘陵地であることがあらためて意識されるようになりました。標高そのものは控えめですが、横浜の地形を語るうえで象徴的な山です。
アクセス
神奈川県横浜市磯子区に位置します。おおよそ北緯35.36度・東経139.59度あたりの三浦丘陵北端で、横浜市街からもアクセスしやすい場所にあります。最寄り駅やバス便、登り口の詳細は季節や運行状況で変わることがあるため、訪れる前に公式情報で確認することをおすすめします。歩きやすい靴での散策が安心です。
ベストシーズン
新緑がまぶしい春から初夏、そして木々が色づく秋がとくに気持ちよく歩ける季節です。標高が高くないため夏も歩けますが、暑さの厳しい日は水分補給と休憩を心がけてください。冬は空気が澄み、見晴らしの良い日も多くなります。
地図
35.3614, 139.5945 · Wikidata
モデルコース
- 1磯子区側の登り口から尾根道へ入り、円海山の山頂付近をめざす
- 2静かな樹林の散策路をゆっくり歩き、身近な自然を味わう
- 3余力があれば隣接する大丸山方面へ足をのばし、横浜の丘陵地形を体感する
- 4下山後は横浜市街へ戻り、街歩きや食事で一日を締めくくる
豆知識
💡 「横浜市の最高地点」として長く語られてきた円海山ですが、精密な測量の結果、最高地点の座はすぐ近くの大平山の尾根(159.4メートル)に、最高峰は大丸山(156.8メートル)に譲ることになりました。数字だけを見ると少し意外ですが、それも土地を丁寧に測り続けてきたからこそ分かった事実です。
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