概要
医王ダム(いおうダム)は、石川県金沢市を流れる二級河川・大野川水系の森下川に築かれたダムです。高さ58.8メートルのロックフィルダムで、石川県が管理する県営ダム。森下川と、これに合流する大野川の洪水調節を主な目的とした治水ダムであり、緑豊かな山あいに堤体と人造湖が広がります。市街地からほど近い自然のなかで、ダムならではのスケール感を味わえる場所です。
見どころ
- ●高さ58.8メートルのロックフィルダムという構造美
- ●森下川・大野川の洪水調節を担う治水の要としての役割
- ●山あいに広がる、名称未定の静かな人造湖
- ●市街地に近い自然のなかで味わえるダムのスケール感
歴史・背景
1977年から建設が進められ、国庫の補助を受けて築かれた補助治水ダムです。洪水調節に加え、森下川の正常な河川流量を維持する不特定利水を目的として設けられました。土や岩石を積み上げて造るロックフィルダムという形式で、コンクリートダムとは異なる重厚で自然に溶け込む姿を見せます。ダムによって生まれた人造湖には、いまなお正式な名称が付けられていないのも珍しい点です。
アクセス
所在地は石川県金沢市。座標は北緯およそ36.56度、東経136.78度で、金沢市街から森下川をさかのぼった山間部に位置します。公共交通は限られるため、車でのアクセスが基本となります。周辺は道が細い区間もあるため、訪問前に道路状況や見学の可否を公式情報で確認をおすすめします。
ベストシーズン
周囲の山々が芽吹く新緑の初夏や、木々が色づく秋がとくに美しく、ダム湖の水面に映る山肌が見どころです。雪解けや降雨後には放流の迫力を感じられることもありますが、天候や増水時は無理をせず安全を優先してください。
地図
36.5611, 136.7783 · Wikidata
モデルコース
- 1金沢市街から車で森下川沿いを上流へ向かう
- 2医王ダムの堤体を眺め、ロックフィルの構造を観察する
- 3ダム湖畔で山の景色と静かな水面を楽しむ
- 4周辺の里山の自然を味わいながら市街へ戻る
豆知識
💡 堤高58.8メートルというロックフィルダムは、コンクリートの壁ではなく岩石を積み上げた斜面が特徴で、間近で見るとその工法の重厚さに驚かされます。ダム湖に名前がまだ付いていないというのも、この医王ダムならではのちょっとした話題です。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?