概要
大長山(おおちょうさん)は、福井県勝山市と石川県白山市の境にそびえる標高1,671mの山で、加越国境(かえつこっきょう)に位置する両白山地の一峰である。白山国立公園に含まれ、さらに「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」や奥越高原県立自然公園の区域にもまたがる、自然の懐深い山だ。山域には小原ダムがあり、一級河川・九頭竜川水系の滝波川はこの山を源流とする。福井と石川の県境をまたぐ稜線からは、白山連峰をはじめとする山々の眺望が広がる。
見どころ
- ●加越国境・両白山地に立つ標高1,671mの一峰
- ●白山国立公園に含まれる豊かな自然
- ●恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークにまたがる山域
- ●九頭竜川水系滝波川の源流と小原ダム
歴史・背景
大長山は加賀(石川県)と越前(福井県)を分ける加越国境の稜線上にあり、古くから両国を隔てる自然の境界として意識されてきた山である。両白山地の一角として白山信仰の霊域とも近く、白山国立公園に組み込まれて自然が保護されている。近代以降は、周辺の地形や生態系が「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」や奥越高原県立自然公園として位置づけられ、大地の成り立ちを学べる山域となった。詳しい登山道の状況は公式情報で確認を。
アクセス
北緯36.091度・東経136.651度、福井県勝山市と石川県白山市の境に位置する。福井側からは勝山市街を起点に山麓へ向かうのが一般的で、越前と加賀を分ける稜線をたどる。山深い区域のため公共交通は限られ、季節や天候によって入山条件が大きく変わる。登山口へのアクセスや登山道の状況、駐車場については、事前に公式情報で必ず確認を。
ベストシーズン
標高1,671mの山で、加越国境の稜線からの眺望を楽しむなら、残雪の消える初夏から秋にかけてが登山に適する。夏は高原の涼風と山上の展望が心地よく、秋は山肌が色づき紅葉が見事だ。冬は深い積雪に閉ざされるため、装備・経験を要する上級者向けとなる。天候の急変に備え、最新の気象・登山道情報を確認して入山したい。
地図
36.0906, 136.6514 · Wikidata
モデルコース
- 1勝山市街を起点に山麓へ向かう
- 2加越国境の稜線をたどり県境を越える
- 3標高1,671mの山頂から白山連峰を望む
- 4下山後に小原ダムや勝山のジオパークを巡る
豆知識
💡 大長山を源流とする滝波川は、一級河川・九頭竜川水系の一つ。山域にある小原ダムはその流れをせき止める。山は白山国立公園・奥越高原県立自然公園に加え、恐竜化石で知られる勝山の「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」の区域にもかかり、地質・地形の面からも注目される。福井・石川の二県にまたがる稜線という点も、この山ならではの特徴だ。
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