
概要
弥山(みせん)は、広島県廿日市市の宮島(厳島)の中央部にそびえる標高535メートルの山で、島でもっとも高い峰です。古くから信仰の対象とされてきた霊山であり、その一帯は世界遺産・厳島神社の登録区域の一部にもあたります。山と島の全域は瀬戸内海国立公園に含まれ、山頂からは瀬戸内の多島海が一望できます。参拝と登山、そして絶景がひとつになった、宮島ならではの聖なる山です。
見どころ
- ●標高535メートル、宮島(厳島)で最も高い霊峰からの多島海の眺め
- ●806年に空海が訪れたと伝わる、古くからの信仰の道場
- ●国の天然記念物に指定された北斜面の弥山原始林
- ●2013年完成の山頂展望休憩所と周辺に点在する巨石群
歴史・背景
宮島観光協会の伝えるところによれば、弥山は大同元年、すなわち806年に空海(弘法大師)が訪れたとされ、以来古くから多くの信仰者が集う重要な行場となってきました。9世紀以降、山中には神社や堂宇が営まれ、参拝者が絶えることなく続いてきました。信仰の対象であり続けたことから今なお大部分が手つかずの姿をとどめ、北側の斜面は国の天然記念物「弥山原始林」として守られています。山頂には2013年に完成した展望休憩所が立ち、周辺には巨石群が点在します。
アクセス
所在地は広島県廿日市市宮島町、厳島(宮島)の中央部です。座標はおおむね北緯34.28度、東経132.32度。宮島へは本州側からフェリーで渡り、島内では1959年に開業した宮島ロープウエーを利用して紅葉谷駅から獅子岩駅へ上がり、そこから山頂まで歩くのが一般的です。徒歩の登山道も複数あります。運行状況や最新の便は公式情報で確認を。
ベストシーズン
山麓の紅葉谷公園はその名のとおり紅葉の名所で、秋は山全体が色づき格別です。春の新緑、澄んだ空気の冬もそれぞれに趣があります。山頂までは歩く区間があるため、天候の安定した過ごしやすい時期がおすすめです。見ごろや所要時間は公式情報で確認を。
地図
34.2797, 132.3197 · Wikidata
モデルコース
- 1本州側からフェリーで宮島へ渡り、島の玄関口から山をめざす
- 2紅葉谷公園から1959年開業のロープウエーで獅子岩駅まで一気に上がる
- 3獅子岩駅から山頂まで歩き、巨石群や信仰の堂宇を巡る
- 4標高535メートルの山頂展望休憩所から瀬戸内の多島海を一望する
豆知識
💡 標高535メートルは宮島で最高地点にあたります。北側を覆う弥山原始林は国の天然記念物に指定され、島全体とともに瀬戸内海国立公園に含まれます。山頂周辺の巨石群や、2013年完成の展望休憩所からの多島海の眺めも見どころです。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?