概要
真光寺(しんこうじ)は、岐阜県加茂郡七宗町上麻生にある臨済宗妙心寺派(龍泉派春浦院下)の寺院です。山号は寺平山、本尊は薬師如来をまつり、中部四十九薬師霊場の第47番札所として知られます。飛騨川沿いの山あいの町に位置し、行基作と伝わる薬師如来をおまつりする小堂を寺に改めたことに始まると伝えられる、地域の薬師信仰を今に伝える古刹です。
見どころ
- ●行基作と伝わる薬師如来を本尊とする薬師信仰の寺
- ●中部四十九薬師霊場第47番札所としての巡礼価値
- ●明治期建立の鐘楼と昭和28年再鋳の梵鐘
- ●臨済宗妙心寺派・寺平山の山号を持つ古刹
歴史・背景
創建の年代は不詳ながら、開山の没年から延宝3年(1675年)以前とみられます。行基作と伝わる薬師如来を祀る小堂を寺に改めたのが始まりと伝わり、開山は加治田龍福寺三世の陽南玄忠です。明和5年(1768年)に火難に遭って堂宇を焼失しましたが、その後再建を果たし、明治時代には玄関と土蔵を設え、鐘楼を建立しました。本堂はもと茅葺きでしたが、昭和27年(1952年)に瓦葺へと改められています。梵鐘は戦時供出ののち、昭和28年(1953年)に再び鋳造されたものです。
アクセス
岐阜県加茂郡七宗町上麻生、北緯35.55・東経137.12付近に位置します。飛騨川に沿ってJR高山本線が通る七宗町にあたり、鉄道と車のいずれでもアクセスできますが、山あいの町のため現地では車移動が便利です。参拝の際は最寄り駅からの経路や駐車場の有無を公式情報で確認しておくと安心です。
ベストシーズン
飛騨川沿いの自然に恵まれた立地で、新緑がまぶしい初夏や、川面と山肌を彩る紅葉の秋がとくに美しい季節です。薬師如来へのお参りは一年を通じて可能ですが、山間部のため冬季は冷え込みと路面に注意を。中部四十九薬師霊場の巡礼と合わせると、七宗の自然もあわせて満喫できます。
地図
35.5466, 137.1210 · Wikidata
モデルコース
- 1JR高山本線または車で七宗町上麻生へ
- 2真光寺に参拝し、本尊・薬師如来に手を合わせる
- 3鐘楼や再鋳の梵鐘など境内の見どころを拝観
- 4飛騨川沿いの自然を眺めながら周辺を散策
豆知識
💡 本尊の薬師如来は病を癒す仏として古来信仰を集めており、真光寺は中部四十九薬師霊場の47番札所に数えられます。臨済宗妙心寺派の中でも龍泉派春浦院下という系譜を伝える点も見どころです。現在の梵鐘が戦時供出を経て昭和28年に再鋳された鐘であることは、この寺が歩んだ近代の歴史を静かに物語っています。
周辺の観光スポット
みんなのクチコミ0
まだクチコミがありません。最初の投稿をしてみませんか?