概要
平成大堰は、福岡県築上郡上毛町と大分県中津市にまたがる、一級河川・山国川の河口から約4キロメートル上流に築かれた堰です。名前のとおり、平成時代になって最初に竣工した建設省直轄の堰であることから命名されました。堤高は約3.15メートルと堰らしい低さながら、洪水調節と利水を担う重要な河川施設で、県境をまたぐ山国川の流れとともにゆったりとした水辺の景観をつくり出しています。
見どころ
- ●平成に入って最初に竣工した直轄堰という命名の由来
- ●福岡・大分の県境を流れる山国川がつくる水辺の景観
- ●堤高約3.15メートルの堰でありながら特定多目的ダム扱いという珍しさ
- ●洪水調節と利水を担う河川施設としての役割
歴史・背景
平成大堰は1983年に事業が始まり、洪水調節と水の供給を目的として段階的に建設され、1991年に完成しました。当初は「中津大堰」と呼ばれる予定でしたが、当時の建設省直轄堰のうち平成時代に入って初めて竣工した堰であったことから、「平成大堰」と命名されました。堰でありながら特定多目的ダム法に基づいて建設されており、法的には国土交通大臣が一元的に管理する特定多目的ダムとして扱われる、少し珍しい存在です。
アクセス
福岡県築上郡上毛町と大分県中津市の境、北緯33.583度・東経131.172度付近、山国川の河口から約4キロメートル上流に位置します。福岡・大分の県境エリアで、中津市街からのアクセスがしやすく、車での訪問が便利です。堰の周辺は河川管理施設のため、立入可能な範囲や見学の可否は現地の表示や公式情報で確認してください。
ベストシーズン
水辺の景色を楽しむなら、新緑の映える春や、空気が澄んで山国川の流れが際立つ秋がおすすめです。夏は川面を渡る風が涼しく、水辺の散策に向いています。増水期や大雨の際は堰の操作や周辺の安全に配慮が必要なため、天候の穏やかな日を選んで訪れると安心です。
地図
33.5833, 131.1722 · Wikidata
モデルコース
- 1山国川の河口から約4キロ上流に広がる堰と水辺の景色を眺める
- 2「平成大堰」という命名の由来に思いを巡らせる
- 3堰を境にした福岡県・大分県の県境の立地を意識して散策する
- 4中津市街の史跡や名物とあわせて周辺を巡る
豆知識
💡 「平成大堰」という名は、平成という元号になって最初に竣工した建設省直轄堰であることに由来します。地名ではなく時代の名を冠したユニークな命名です。また、見た目は堤高約3.15メートルの低い堰ですが、法的には特定多目的ダムとして国が一元管理するという、堰とダムの境界にある興味深い施設でもあります。福岡と大分の県境を流れる山国川ならではの水辺スポットです。
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