
概要
天狗ノ森(てんぐのもり)は、四国山地南西部に広がる石灰岩の高原「四国カルスト」の東部にそびえる標高1485メートルの山です。愛媛県久万高原町と高知県の県境にまたがり、白い石灰岩が点在する草原状のなだらかな稜線が特徴。四国屈指の高所ならではの雄大な眺望が広がり、「四国百名山」の一つにも数えられる、天空の散歩道のような山です。
見どころ
- ●四国カルスト東部を代表する標高1485mの高峰
- ●白い石灰岩が点在する草原状のなだらかな稜線
- ●「四国百名山」に選定された雄大な眺望
- ●愛媛・高知の県境にまたがる天空の高原景観
歴史・背景
この一帯を形づくる四国カルストは、太古の海底に堆積した石灰岩が長い時をかけて隆起し、雨水に溶かされて生まれた台地です。天狗ノ森はその東端に位置し、古くから放牧の地としても利用されてきました。険しい岩峰というより草原と森が織りなす穏やかな山容で、後年「四国百名山」に選定され、カルスト景観を代表する峰として登山者に親しまれています。
アクセス
天狗ノ森は北緯33.48度・東経133.01度付近、愛媛県久万高原町と高知県(仁淀川町・津野町)の県境に位置します。四国カルストの尾根沿いには観光道路が通り、周辺のカルスト台地とあわせて訪ねるのが一般的です。山道や駐車場、開通状況は季節によって変わり、冬季は積雪や凍結もあるため、久万高原町など公式情報で通行状況を必ず確認してください。
ベストシーズン
高原に緑が広がり花々が咲く初夏から夏が快適で、涼を求める登山者でにぎわいます。空気の澄む秋は遠くまで見渡せ、草原が黄金色に染まる光景も美しいものです。標高が高く朝晩は冷え込むため防寒の備えを。冬季は積雪でカルスト一帯が真っ白に覆われ、道路が閉鎖されることもあるので、訪問時期は事前確認が欠かせません。
地図
33.4808, 133.0153 · Wikidata
モデルコース
- 1四国カルストの観光道路で高原へアクセス
- 2尾根の遊歩道をたどって天狗ノ森の山頂を目指す
- 3山頂から石灰岩の点在する台地と四国山地を一望
- 4周辺のカルスト景観や牧場風景をあわせて散策
豆知識
💡 「天狗ノ森」という名は、深い森と高い峰に天狗が棲むという古い山岳信仰の世界観をしのばせます。四国カルストは日本三大カルストの一つに数えられる石灰岩台地で、天狗ノ森はその東部を代表する高み。石灰岩が羊の群れのように点在する景観は、この山ならではの見どころです。
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