概要
宝泉寺(ほうせんじ、寳泉寺)は、愛知県津島市池麩町にある浄土宗西山禅林寺派の寺院です。山号を飛龍山といい、本尊に阿弥陀如来をまつります。京都・永観堂で知られる禅林寺の末寺にあたり、法然上人尾張二十五霊場の第4番札所として、静かに念仏の教えを今に伝えています。津島神社の門前町として栄えた古い町並みの一角にあり、参拝とあわせて歴史ある津島の路地歩きを楽しめる寺です。
見どころ
- ●本尊の阿弥陀如来をまつる、浄土宗西山禅林寺派の静かな本堂
- ●国の登録有形文化財「寳泉寺書院」(旧服部家住宅書院)
- ●法然上人尾張二十五霊場 第4番札所としての巡礼の趣
- ●地名の由来ともなった弁天池の伝承が残る境内
歴史・背景
宝泉寺は浄土宗西山禅林寺派に属し、総本山である京都・禅林寺(永観堂)の流れをくむ寺院です。境内に伝わる書院は、旧服部家住宅の書院を移したもので「寳泉寺書院」として国の登録有形文化財に指定されており、格式ある近世の住宅建築の趣を今に残しています。また当寺は法然上人尾張二十五霊場の第4番札所に数えられ、浄土宗の祖・法然上人の遺徳をしのぶ巡礼の道の一つに組み込まれてきました。詳しい建立年や由緒は現地の案内や公式情報でご確認ください。
アクセス
所在地は愛知県津島市池麩町2。この池麩町という地名は「池之堂」と「麩屋町」を合わせた合成地名で、池之堂は境内にあった弁天池に由来すると伝わります。名鉄津島線の津島駅から津島神社方面へ向かう門前の町並みの中に位置します。周辺は道が細い旧市街のため、公共交通機関の利用が便利です。拝観の可否や時間は事前に公式情報でご確認ください。
ベストシーズン
門前町の落ち着いた雰囲気は一年を通じて味わえます。とくに津島神社の天王祭が催される初夏や、澄んだ空気の秋は、あわせて津島の町を歩くのに心地よい季節です。夏は日差しが強いので水分補給を心がけてください。
地図
35.1778, 136.7265 · Wikidata
モデルコース
- 1名鉄津島駅から門前町の路地を歩いて宝泉寺へ
- 2本堂で阿弥陀如来に手を合わせ、静かな境内を拝観
- 3登録有形文化財の書院や弁天池ゆかりの地名に思いを馳せる
- 4津島神社まで足をのばし、門前町の歴史散歩で締めくくる
豆知識
💡 地名「池麩町」に残る「池之堂」は、かつて宝泉寺の境内にあった弁天池にちなむとされ、寺と土地の名が結びついた興味深い一例です。国の登録有形文化財である書院はもと服部家の住宅書院であり、寺院建築とは異なる住まいの意匠を伝えています。
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